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ASBESTOS

石綿(アスベスト)事前調査

有資格者による法令に基づいた調査を実施

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2023年10月から、石綿の事前調査は有資格者による実施が義務化されました。

屋根塗装・外壁工事・解体工事の前には、石綿(アスベスト)の事前調査が法律で義務づけられています。しん屋は石綿調査士・石綿作業主任者の資格を保有しており、調査から報告まで一貫して対応いたします。

アスベストとは?

アスベスト(石綿)は天然に産出する鉱物繊維の総称です。繊維1本の太さはわずか0.01〜1マイクロメートルと非常に微細で、髪の毛の5,000分の1程度の細さしかありません。

耐熱性・耐久性・絶縁性に優れ、しかも安価であったことから、1960年代〜2004年頃まで建築資材として広く使用されました。特に屋根材(スレート)、外壁材、天井材、断熱材、配管保温材など、住宅のあらゆる箇所に用いられています。

2006年に製造・使用が全面禁止となりましたが、それ以前に建てられた住宅には今もアスベスト含有建材が残っている可能性があります。

アスベストの特徴

  • 繊維の太さ:0.01〜1μm(極めて微細)
  • 耐熱温度:約500℃以上
  • 耐久性・耐薬品性に優れる
  • 安価で加工しやすい
  • 「奇跡の鉱物」と呼ばれていた

健康被害とリスク

アスベスト繊維を吸入すると、肺の奥深くに沈着し、長い潜伏期間を経て深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

石綿肺(アスベストーシス)

肺が繊維化し、呼吸機能が低下する疾患。アスベストを大量に吸入した場合に発症します。潜伏期間は15〜20年程度。

肺がん

アスベスト繊維による肺組織への慢性的な刺激が原因で発症。潜伏期間は15〜40年と非常に長く、喫煙との相乗効果も指摘されています。

悪性中皮腫

胸膜や腹膜に発生する悪性腫瘍。アスベスト以外の原因はほぼなく、潜伏期間は20〜50年。ごく少量の暴露でも発症するリスクがあります。

重要なポイント

アスベスト含有建材は、破壊・切断・研磨しない限り飛散しません。通常の生活で屋根や壁に触れる分には問題ありません。しかし、塗装や修繕、解体の工事では建材を損傷させる可能性があるため、必ず事前調査が必要です。不安を煽る悪質な訪問業者にはご注意ください。

法規制の流れと義務化

日本におけるアスベスト規制は段階的に強化されてきました。現在は事前調査の資格要件も厳格化されています。

1975年

含有率5%超の吹き付け作業を原則禁止

労働安全衛生法施行令の改正。初めてアスベストの使用に制限が設けられました。

1989年

大気汚染防止法に石綿規制を追加

アスベスト製品の製造工場からの排出規制が開始されました。

1993年

含有率1%超の建材の使用を禁止

規制がさらに強化。しかし1%以下の含有は認められていたため、完全な禁止には至りませんでした。

2004年

含有率1%超の製品の製造・使用を禁止

スレート屋根材を含む多くの建材でアスベストの使用が禁止されました。

2006年

含有率0.1%超の製品の製造・使用を全面禁止

実質的にアスベストの全面使用禁止。しかし既存建物には含有建材が残っています。

2023年

有資格者による事前調査が義務化

大気汚染防止法・石綿障害予防規則の改正により、建築物石綿含有建材調査者等の有資格者による事前調査が原則義務化されました。

こんな時に調査が必要です

屋根塗装をお考えの方

スレート屋根の塗装では高圧洗浄やケレン(下地処理)で建材を損傷させる可能性があり、事前調査が必要です。

外壁のリフォームをお考えの方

外壁の張り替えや塗装工事の前にも、石綿含有の有無を確認する必要があります。

解体工事を予定している方

建物の解体前には石綿事前調査が義務づけられています。無届けでの解体は法令違反となります。

築20年以上の住宅にお住まいの方

2006年以前に建てられた住宅には石綿含有建材が使用されている可能性があります。リフォームや修繕の前に確認をお勧めします。

雨もり修理を検討中の方

雨もり修理で屋根材や外壁材を扱う場合にも事前調査が必要な場合があります。しん屋では雨もり調査と石綿調査を同時に対応できます。

他社に工事を依頼する前に

工事業者から石綿調査を求められた場合、しん屋に調査のみのご依頼も可能です。調査結果報告書を発行します。

住宅でアスベストが使われている箇所

2006年以前に建てられた住宅では、以下の箇所にアスベスト含有建材が使用されている可能性があります。

屋根材
  • スレート(カラーベスト・コロニアル)
  • セメント瓦
  • 石綿スレート波板

特に1960年代〜2004年頃のスレート屋根は要注意

外壁材
  • 窯業系サイディング(一部)
  • スレートボード
  • フレキシブルボード

目地材やシーリング材にも含まれている場合あり

内装・その他
  • 天井材(けい酸カルシウム板)
  • 床材(ビニル床タイル)
  • 配管保温材・断熱材

吹き付け材はレベル1(最も危険度が高い)

見た目では判断できません

アスベスト含有建材は、非含有のものと見た目がほぼ同じです。建築年代やメーカー・品番から含有の可能性を推定できますが、最終的な判断には専門の分析調査が必要です。自己判断は危険ですので、必ず有資格者にご相談ください。

石綿調査について不安やご質問がありましたら、
お気軽にご相談ください。有資格者が丁寧にお答えします。

しん屋の調査の流れ

STEP 1

お問い合わせ・ヒアリング

お電話またはフォームからご連絡ください。建物の築年数、工事の目的、気になる箇所などをお伺いします。

STEP 2

書面調査(設計図書の確認)

設計図書や仕様書から使用建材を確認。建築年代、メーカー・品番から石綿含有の可能性を推定します。

STEP 3

現地調査(目視・試料採取)

有資格者が現地を訪問し、使用建材を目視確認。必要に応じて試料を採取し、分析機関に提出します。

STEP 4

分析・結果報告

分析結果に基づき、石綿含有の有無を正式に報告。事前調査報告書を発行します。この報告書は工事の際に必要となります。

STEP 5

工事プランのご提案(必要に応じて)

石綿含有が確認された場合、法令に基づいた安全な工法をご提案します。しん屋は石綿作業主任者の資格も保有しているため、調査から工事計画まで一貫して対応可能です。

石綿調査で
しん屋が選ばれる理由

01

ダブル資格保有

石綿調査士と石綿作業主任者のダブル資格を保有。調査だけでなく、工事の安全管理まで一人で責任を持って対応できます。

02

雨もり調査との同時対応

雨漏り鑑定士の資格も保有。屋根の雨もり調査と石綿調査を同時に実施できるため、お客様の手間と費用を削減できます。

03

調査から工事まで一貫対応

調査結果に基づく修繕・工事まで、代表の辻尾 真也が一貫して対応。分業によるミスや情報の伝達漏れがありません。

04

正確な報告書の発行

法令に基づいた正式な事前調査報告書を発行します。他社に工事を依頼する場合にもそのまま使用できます。

費用について

調査内容 費用 備考
書面調査 + 現地目視調査 要相談 建物の規模・状況により異なります
分析調査(試料採取含む) 要相談 試料数・分析方法により異なります
事前調査報告書の発行 調査費用に含む 法令に基づいた正式書類

※建物の規模・調査箇所の数・分析の必要性により費用が変わります。まずはお気軽にお問い合わせください。

よくあるご質問

アスベストが含まれていると、すぐに健康被害が出ますか?

いいえ。アスベスト含有建材は、破壊・切断・研磨しない限り繊維が飛散することはありません。そのまま使用している分には健康上の問題はありません。ただし、塗装や修繕、解体の工事で建材を損傷させる場合は繊維が飛散する恐れがあるため、事前調査が必要です。

築何年以上の家が対象ですか?

一般的に2006年(平成18年)以前に建てられた住宅が対象となります。特に1960年代〜2004年頃に建てられた住宅では、屋根材(スレート)や外壁材にアスベストが含まれている可能性が高くなります。築20年以上の住宅でリフォームや修繕をお考えの方は、事前調査をお勧めします。

調査にはどのくらい時間がかかりますか?

現地調査自体は通常1〜2時間程度です。分析調査が必要な場合は、試料を分析機関に提出してから結果が出るまで1〜2週間程度かかります。報告書は結果が出次第、速やかに発行いたします。

石綿が含まれていた場合、屋根塗装はできないのですか?

石綿が含まれていても塗装は可能ですが、通常とは異なる工法が必要になります。高圧洗浄の水圧を下げる、ケレン作業を最小限にするなど、石綿繊維が飛散しない方法で施工します。しん屋は石綿作業主任者の資格を持っているため、安全な施工方法をご提案できます。

調査のみの依頼もできますか?

はい、調査のみのご依頼も承っています。他社に工事を依頼される場合でも、しん屋で事前調査を実施し報告書を発行することが可能です。報告書は法令に基づいた正式書類ですので、そのまま工事業者にお渡しいただけます。

悪質な訪問業者にアスベストの危険性を指摘されました。

不安を煽って高額な契約を迫る悪質な業者が存在します。前述のとおり、アスベスト含有建材は破損しない限り飛散しません。まずは落ち着いて、信頼できる有資格者に相談してください。しん屋では正確な調査に基づいた適正な判断を行います。

DIYで屋根や外壁の修繕を考えていますが、大丈夫ですか?

アスベスト含有の可能性がある建材をDIYで加工・修繕することは非常に危険です。切断や研磨で微細な繊維が飛散し、知らないうちに吸入してしまう恐れがあります。築年数が古い住宅の修繕は、必ず事前調査を行った上で専門業者にご依頼ください。